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2020 WORLD BEER AWARD(ワールドビアアワード)受賞報告!ワールドベストスタイルを4つ獲得!

新型コロナはじめ様々な影響により、すべてのビールイベントやコンペティションが順次中止となっている中、毎年行われている世界的なビアコンペティション「WORLD BEER AWARD(ワールドビアアワード、以下WBA)」は各国審査員にビールを送り、Zoomを活用して品評を行う形での開催に至りました。

そのWBAにて、富士桜高原麦酒の4品種ワールドベストスタイルを獲得することができました!

ワールドベストスタイルは、クラフトビールをそれぞれ9つのカテゴリーに分け、そのカテゴリーの中で様々なスタイル毎に選出される、クラフトビールのスタイル別の世界一です。(詳しくは下部で説明します!)

今回ワールドベストスタイルを受賞したのは以下の4つです。

※カテゴリー/スタイル

・ワールドベストフレーバー/フルーツ&ベジタブル

今年度初めてボトリングした柚子ヴァイツェンワールドベストフレーバー/フルーツ&ベジタブルを受賞致しました!

 

・ワールドベストフレーバー/スモーク

過去にWBC(ワールドビアカップ)で金賞受賞したラオホワールドベストフレーバー/スモークに!

 

・ワールドベストラガー/ヘレス・ミュンヒナー

ミュンヘンラガーをリニューアルしたヘレスラガーワールドベストラガー/ヘレス・ミュンヒナーに!

 

・ワールドベストラガー/ホッピーピルスナー

山本醸造士がレシピを考案したインペリアルピルスナーワールドベストラガー/ホッピーピルスナーに選出!

 

 

ワールドベストスタイルとは?

WBAのワールドベストスタイルって具体的にどんな賞なの?と思う方も多いはず。

クラフトビール自体に様々なカテゴリーがあり、その中で更にスタイルに分けられており、クラフトビールに詳しくないとなかなか分かりずらいです。

そこで、クラフトビール博士じゃなくても分かるよう、WBAの公式HPより画像を引用して説明します!

※引用元 http://www.worldbeerawards.com/winner/beer/2020/taste

 

WBAで品評されるクラフトビールは下図の9つのカテゴリーに分けられます。

そして、分けられたカテゴリーの中で、更にスタイル別に分けて選出されるのがワールドベストスタイルです。

スタイル別というのがややこしいので、分かりやすいよう、今回受賞した例で説明してみます。

上図の上段中央にあるカテゴリー「WORLD’S BEST FLAVOURED」で、更にスタイル別に選出されたクラフトビールの一覧が下図です。

 

WORLD’S BEST FLAVOUREDというカテゴリーの中に10種類のスタイルがあることが分かります。

いましたね。柚子ヴァイツェン。「World’s Best Flavoured Fruit & Vegetable」というスタイルのWinner(ワールドベストスタイル)ということになります。

ラオホもありますね。「World’s Best Flavoured Smoke」というスタイルのWinner(ワールドベストスタイル)です。

これはつまりどういう事かというと、

出品されたクラフトビールが大きく9つに分けられたカテゴリーの中の1つ「WORLD’S BEST FLAVOURED」というカテゴリーで、更に10種類にスタイル分けされた中の2つのスタイルでwinner(ワールドベストスタイル)になったということです。

 

この10種類に分けられたのスタイルの中で最高の評価を得たものが、そのカテゴリーのWinner(世界一)になります。上図でいうと一番大きく出ている「Amsterdam」というクラフトビールがそれにあたります。「World’s Best Flavoured Wood Aged」というスタイルでのwinner(ワールドベストスタイル)で、他の9つのスタイルに勝って「WORLD’S BEST FLAVOURED」というカテゴリーのチャンピオンになったということです。

・・・・うーん、難しい。

クラフトビールの世界感で説明するとどうしても専門的な(カテゴリーとかスタイルとか・・・)感じになってしまって難しいですよね。

なのでもう少し分かりやすい身近なもので例えてみようと考えてみた結果、ちょうど来年に延期した東京オリンピックが開催ということで、WBAをオリンピックに例えてみました(笑)

オリンピックには様々な競技(陸上競技、水泳、野球、サッカー、新体操、柔道、卓球、ボクシング、アーチェリー・・・etc)がありますよね。(これがWBAでいうカテゴリー。WBAでは9種)

その内、陸上競技の中には様々な種目(100m、ハードル、400mリレー、走り幅跳び、走り高跳び、ハンマー投げ、マラソン、・・・etc )がありますよね。(これがWBAでいうスタイル。)

その各種目での金メダリスト、100mの金メダリストだったり走り高跳びの金メダリストワールドベストスタイルです。今回富士桜高原麦酒が受賞した4銘柄はこれにあたります。つまり富士桜高原麦酒という国から4人の金メダリストが出たということですね!素晴らしい!!

そして、陸上競技(カテゴリー)の中で、それぞれの種目(スタイル)の金メダリスト達が、種目(スタイル)という枠を越えて競い合い、勝ち残ったのが陸上競技(カテゴリー)のチャンピオン!!(今回のWBAで言うAmsterdam)みたいな感じです。実際のオリンピックでは、100mの金メダリストと走り高跳びの金メダリストが同じ舞台で競うのはありえないことですが、あえて例えるなら、その年の大会の陸上競技において様々な種目で金メダリストがいる中で、一番記憶に残った金メダリスト、つまりロンドンオリンピックの時のウサイン・ボルト選手のような感じでしょうか。要は「MVP」ですね。

 

数年前までのWBAでは、さらにこの9つのカテゴリーのチャンピオン同士で勝負をして9つの中のチャンピオンを決めていましたが今は無くなりました。

(陸上競技のチャンピオン、水泳のチャンピオン、野球のチャンピオンなど9つのカテゴリーで競わせるのは判断基準が難しいですよね。)

 

 

実はワールドベストに至るまでに、一次予選やら、カントリーウイナーやらあるのですが・・・

 

カントリーウィナー(1次予選の国内代表)

富士桜高原麦酒・柚子ヴァイツェン~カントリーウィナー(日本代表・ワールドベスト決勝へ)

富士桜高原麦酒・ラオホ~カントリーウイナー(日本代表・ワールドベスト決勝へ)

富士桜高原麦酒・ヘレスラガー~カントリーウィナー(日本代表・ワールドベスト決勝へ)

富士桜高原麦酒・インペリアルピルスナー~カントリーウィナー(日本代表・ワールドベスト決勝へ)

富士桜高原麦酒・メルツェン~カントリーウィナー(日本代表・ワールドベスト決勝へ)

富士桜高原麦酒・ドラゴンモザイク~カントリーウィナー(日本代表・ワールドベスト決勝へ)

1次予選(日本選抜)としての金賞・銀賞の受賞

富士桜高原麦酒・桜ボック~ゴールド

富士桜高原麦酒・ピルス~シルバー

富士桜高原麦酒・ヴァイツェン~シルバー

富士桜高原麦酒・シュヴァルツヴァイツェン~シルバー

富士桜高原麦酒・夢限~シルバー

 

長々脱線しながら説明してしまったので、最後に簡単にまとめますと・・・

一次予選を突破し日本代表としてワールドベスト決勝に進んだ富士桜高原麦酒の6銘柄(柚子ヴァイツェン・ラオホ・へレスラガー・インペリアルピルスナー・メルツェン・ドラゴンモザイク)の内、4つがワールドベストスタイル(世界一)になりました!!

今後とも富士桜高原麦酒を宜しくお願い致します!

WBA(ワールドビアアワード)公式HPはコチラ

 

 

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