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WORLD BEER AWARD2021(ワールドビアアワード)富士桜高原麦酒「夢幻」ワールドベストスタイル受賞!

イギリスのパラグラフ・パブリッシング社が主催するビールの世界的コンペティション【ワールド・ビア・アワード2021】の結果が9月9日に発表され、『富士桜高原麦酒』の「夢幻(ムゲン)」が、初めて「World’s Best Winner」に選ばれました。

 

【ワールド・ビア・アワード】は、2007年より毎年開催され、その年の「世界一のビール」を決めるコンテストで、「Taste」と「Design」の2つの分野があり、「Taste」の審査では、ブラインドテイスティング(銘柄を明かさずに行うテイスティング法)によって、Round1~3の3段階の審査が行われます。

Round1では、各国の代表を決める世界大会に向けた予選で、各カテゴリーに設けられた「スタイル」毎に審査が行われ、国ごとの各スタイルの「Country Winner」が決定されます。

Round2では、「Country Winner」に選ばれた各国のビールを「スタイル」毎に審査し、各スタイルの世界一となる「World’s  Best Style」が選ばれます。

そして、Round3では、「World’s  Best Style」に選ばれたビールを「カテゴリー」毎に審査し、10のカテゴリーの「World’s  Best Beer」が決定されます。

 

今大会の『富士桜高原麦酒』は、Round1で日本代表となる「Country Winner」」に「ラオホ」、「さくらボック」、「ドラゴンモザイク」、「夢幻」の4銘柄が選出されました。

そして、ビアスタイル毎に世界一のビールを決めるRound2では、「夢幻」がWorld’s Best Speciality Rayに選出され、スタイル別の世界一を受賞致しました。

 

また、今大会に日本からは104銘柄のエントリーがあり、Round1で「Country Winner」にえらばれた29銘柄が、Round2に進出。このうち、「World’s  Best Style」に選ばれたのは、富士桜高原麦酒の『夢幻』、いわて蔵ビールの『レッドエール』、『禁酒時代のヒール』、秋田あくらビールの『あきたこまちIPL』の4銘柄でした。

 

なお、富士桜高原麦酒醸造所としての「ワールドビアアワード」の受賞は、2010年の初出品より通算9銘柄(16回)となります。

◆富士桜高原麦酒 夢幻(ムゲン) World’s Best Speciality Ray

富士桜高原麦酒醸造所では、初めて「ライモルト」を使用し醸造した限定ビールです。

ライモルトを使用することでスパイシーかつ、ミントのような爽快感と上面発酵とモルト由来の爽やかな酸味が特徴のビールです。

(アルコール度数 5.0%)  販売価格:330ml瓶 506円(税込)

※限定ビールにつき、現在ボトルでの販売はありません。

醸造所併設のレストラン・シルバンズにて、グラスでお楽しみいただけます。

 

◆富士桜高原麦酒 WBA2021受賞ビール

夢幻 世界一 World’s Best Speciality Rye
ラオホ 日本代表 Japan Best Flavoured Somke
さくらボック 日本代表 Japan Best Strong Lager
ドラゴンモザイク 日本代表 Japan Best Hoppy Wheat Beer
シュヴァルツヴァイツェン シルバー Japan Dark Wheat Beer-Silver
ラオホボック シルバー Japan Flavoured Smoke-Silver
インペリアルピルスナー シルバー Japan Lager Hoppy Pilsner-silver
ピルス ブロンズ Japan Lager Classic pilsner-Bronze
ヴァイツェンボック ブロンズ Japan Bavarian Style Hefeweiss-Bronze
ゆずヴァイツェン ブロンズ Japan Flavoured Fruite & vegetable-Bronze
へレスラガー ブロンズ Japan Lager Helles/Munchner-Bronze

 

★ワールド・ビア・アワードの受賞によせて

この度、ワールド・ビア・アワード World’s  Best Styleライビール部門での世界一の称号を頂くことが出来ました。皆様の応援ありがとうございました!

このビールは2017年2月にデビューした、年に一度仕込みの限定ビールです。私はその監修をさせて頂きました。ライ麦モルトを使用するのは初の試みであり、最初の仕込みはとても時間がかかり手を焼きましたものですから、「2回目は無いな・・・」と皆が思っておりました。

しかし、出来上がってみますと、これがなかなかの出来で高評価を頂くことが出来ました。が、同時にいくつかの課題も見つかりました・・・・。翌年も製造することが決まり、醸造長はじめ、スタッフの意見を取り入れながら少し、又少しと毎年、仕込みを工夫し、ライモルトのキャラクターとホップ香のバランスを取ってゆきました。熟成期間を延ばすことで角が取れマイルドにまとまり、時の魔法を感じたビールでもあります。

富士桜高原麦酒の技術力に裏打ちされた独創性が成せたビールだと自負しております。

受賞したロットに新しいアイディアを吹き込んでくれた、山本醸造士をはじめ醸造スタッフ全員で獲得した賞であります。

普段より、富士桜高原麦酒を応援して頂いているお客さに、感謝の意と御礼申しあげます。

 

ビール名「夢幻」の由来ですが、ドイツ語でライ麦を ROGGEN ロッゲンと発音します。

ライ麦畑の風景、ムゲンとロッゲン 何か発音が似ている! というところで命名しました。

 

2021.9.15 富士桜高原麦酒 古屋和彦

 

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